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探究レポート

リーダーシップ教育 事例

大学生が学ぶべきリーダーシップとは!? アイセック明治大学とリード・ザ・セルフ

学生団体と聞くと「意識高い系?」「ただの自己満だろ?」等々、斜めな見方もあるかもしれませんが…まあ世の中の会社と同様に、学生団体もいろいろなんだと思います。

アイセックという学生団体は、主に海外インターンの受け入れと送り出しを行う活動をしている団体で、大学の支部毎に特色や取り組み概要は異なるようです。

アイセック明治大学さんとは、何だかんだでもう3年くらいのお付き合いになったのでしょうか?

本日はアイセックに入った大学1年生向けに実施しているリーダーシップ研修の取り組みから、大学生が学ぶべきリーダーシップとは何か、大学生の可能性について書いていきたいと思います。

大学生が学ぶべきリーダーシップとは?

リーダーシップというと様々な研究がなされる中で定義は様々ですが、時代背景もあって「リーダーはあくまで肩書きであって、リーダーシップは誰でも発揮できる」といったことが最近では謳われているかと思います。

本プログラムでも個々の影響力を広げていただくために、体感ワーク等を通じて影響力発揮への後押しをしています。

しかし、個人的に持ち帰っていただきたいポイントは「リード・ザ・セルフ」という考え方です。

ビジョンを語る先輩から学ぶ、リードザセルフとは?

「リード・ザ・セルフ」には、自分がなにを目指していきたいのかを考え、語ることからリーダーシップが始まるという意味が込められています。

理想を語りそこにはじめて人がついてきたときに、「リード・ザ・ピープル」という段階に昇華し、そこから得た支援やリソースを社会に還元していくことで「リード・ザ・ソサイエティ」という段階に昇華していく。

結局、漠然とリーダーシップを磨きたいと思っていても現状は変わらなくて、自分はこれを目指したいという旗をたてて初めてリーダーシップがはじまるということですね。

毎年、このプログラムの中では団体の代表が自分の言葉でその年次におけるビジョンを語っていてます。

「学生がビジョンを語ってるってどうせ夢物語でしょ…」みたいな声も聞こえてきそうですが、個人的には語れる想いがあることそのものが素敵だなあと思っています。

社会人であっても、就活の面接において学生に志望動機を問う一方で、学生を惹きつけるビジョンを語れる人なんて限られたものですからね…

学生団体だからこそできる「経験」を!

リーダーシップ開発において有名な話ではありますが、ロミンガー社の研究ではリーダーシップを磨くにあたって役立ったことは何かを経営リーダーを対象に調査したところ「経験70%」「薫陶20%」「研修10%」という回答だったようです。

つまり、プログラムを通じて学ぶことや、自分の理想と向き合うことも大切ですが、結局は団体の活動の場において、どれだけ実践をして「経験」を積めるかが肝になるということです。

だからこそ受講生の皆さんには、今回のプログラムをきっかけに、学生団体という自由度のあるフィールドだからこそ実践しやすい「自分の理想を掲げて発信する」という経験を個々に積んでもらいたいなあと思います。まだ、大学1年生ということで、彼・彼女らの大学生活や団体での活躍が楽しみです!

我々としては、教室の中での学びの場で完結しないプログラムを目指していきたいと思います…

※最後に「リード・ザ・セルフ」に関連する余談ですが…別のリーダーシッププログラムの宿題では「自分はどこからきたのか?」「自分はどこへ向かうのか?」という問いをさせていただくのですが、真剣にこの問いと向き合ってもらうと何か発見があるかもしれないです…ちょっと怪しい問いにみえるんですけどね…

高橋 政成

高橋 政成

Masanari Takahashi

大学を卒業後、人事コンサルティング会社(株)シェイクへ入社。研修プログラム開発、コンサルティング営業として、100社以上の人材育成に携わる。トップセールスを達成した後、最年少マネジャーへ昇格。その後、既存事業と兼務で、大学向け教育の新規事業を立ち上げ。2016年、大学・採用・組織開発の領域から、新たな価値を創るためにOriginal Point株式会社を設立。

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