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コンフォートゾーンを抜け出したかった。アイデアが現実になる場所で見つけた“新しい自分”

新しい環境に飛び込むのは、いつだって少し勇気がいること。
それでも、一歩を踏み出した後にはそれまで見えなかった景色が待っているかもしれない。

今回話を聞いたのは、現在大学3年生でOriginal Pointインターン生の鈴木寧々さんです。
鈴木さんは、大学で開催されていたイベントでOriginal Pointを知り、大学2年生の冬からインターンを始めています。

アルバイトにビジネスコンテストなど、これまで複数の活動をしながらも長期インターンに挑戦することを決めた鈴木さん。

その決断に秘められたものとはなんだったのか。そして、他の活動では得られなかったインターンならではの成長についても教えてもらいます。

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学生生活とインターンとの両立に不安があった

– Original Pointでのインターンを始めるきっかけは何でしたか?

きっかけはOriginal Pointが大学で開催していた『Re:Design』のイベントに参加したことです。

社員の藤原さんから「今は自分の得意の中で戦ってる感じがあるよね。苦手を克服するような大きな挑戦をしてみてもいいんじゃない?」って言われて。

当時やっていたビジネスコンテストでは、自分の得意が磨かれていく感覚があって、勝手に成長している気がしていたんです。楽しかったけど、「自分ができないことのほうが多い」という環境にいってみたいなと思っていました。

ただ、私はビジネスコンテスト以外にもやっている活動があったので、スケジュール的に長期インターンは難しいのではないかと思っていました。他の会社のインターンの選択肢もある中で、この会社でいいのかな?と迷ってもいました。

− それでもやってみたのはなぜでしたか?

オンラインでも柔軟に働けるし、両立できるよ」って当時のインターン生の高沢さんが教えてくれました。得意がそれぞれ違いながらも、同じような意識を持って頑張っているインターン生の存在もあって。ここでやってみよう!と思えました。

実際、オンラインで2〜3時間の稼働の日もあります。大学の授業の合間の時間を活用して、学業と並行しながら勤務ができています。

仮想で終わらないアイデアをつくれること

− 今はどんな業務を担当しているんですか?

主にはハタチのトビラのSNS運用と、社外向け資料の作成です。

SNS運用というのはどんなことをしているんですか?

「ハタチのトビラ」のフォロワーである大学2年生に向けた、Instagramのフィード・ストーリーズの企画と制作、閲覧数やいいねの分析などを行っています。

投稿の内容については、基本的に自分一人で企画を考えるところから始まります。

この時期の大学2年生にはどんな悩みがあるか、どんな情報があったらいいかと、複数のパターンを考えながら企画をつくります。

自分だったらどうだったかな?とか、あの友達だったらどうだろう?と、いろんな人の具体的なニーズを想定しながら企画にするようにしています。

その後はどのように進めていくんですか?

素案ができた後、投稿内容について社員さんからの確認が入ってから、デザイナーさんに依頼をします。でも、その確認で一発OKをもらえたことはないです(笑)

本来なら「やっておきますね」って言う方が社員さんは楽だと思うんですけど「もっとこういう表現がいいんじゃない?」とか「これってありきたりすぎない?」とか(笑)自分のやったことにしっかりとフィードバックがもらえるのがこのインターンのすごいところだと思っています。

デザイナーさんを含めた社員さんとのミーティングもあって、案を共有したり、全体のスケジュールを話し合いながら、共同して進められるのも貴重な経験です。

− 印象に残っている業務はありますか?

『ハタチの日』のイベント企画を考えて、社員さんに向けてプレゼンした時ですね。

学生なのに、自分の考えたアイデアについて意図や背景まで詳しく深掘りされて。業務委託で入っている現役の広告プランナーの社員さんからもフィードバックをもらえました。

しかもそれが、提案した企画が架空のものではなく、実際に反映されていったのがすごく嬉しかったです。

これまでやっていたアルバイトでは、社員さんに言われたことをその通りにやればそれで良かったのですが、インターンではしっかりと自分の価値を発揮する必要があります。特にOriginal Pointではインターン生でも社内に意見が反映されやすいので、任されている責任の大きさも違うなと思います。

就活にも活きた「前提を疑う力」

− 長期インターンを通して得られたスキルはどんなものがありますか?

洞察力と表現力だと思います。

日頃から学生がどんなことに悩みをもっているか意識するようになったり、SNSに投稿する上でどんな言葉を選ぶのがいいのか、どんなメリットを提示したらいいかを考えられるようになりました。

特に、インターンを始めた当初、 Instagramのストーリーを何度作っても、「言葉から感情が見えてこなくてChatGPTみたい」って言われて(笑)どうしたらそれが良くなるのかすごく悩みました(笑)

でも、他のインターン生からアドバイスをもらったり、SNSマーケティングの本を読んでみたり。何度も試行錯誤しながらやっていく中で少しずつ改善していきました。

もう一つ大きかったのは、“前提を疑う意識”です。
社員の藤原さんに「フォーマット通りにやるんじゃなくて、そもそもこの形が正しいのか考えてみて」と指摘されてから、強く意識するようになりました。

このことって就職活動の中でもすごく活かされているなと思っていて。

グループワークで「これってそもそも本当に課題なんだっけ?」と一度立ち止まって考えるようになったり、議論を進めていくなかで「これ以外の解決方法もあるんじゃない?」という発言もするようになりました。もちろんトゲトゲしい言い方にならないようには気をつけています(笑)

コンフォートゾーンの外で見えてきた自分らしいキャリア

− これからのキャリアについて、今はどのように考えていますか?

自己分析を進めていく中で、『社会に出るのが楽しみになるきっかけを作りたい』と思うようになりました。

世の中には“仕事がつらい”って思っている人が多いなって。だから、そのイメージを少しでも変えたいと思っています。

特に今は、広告やマーケティングの仕事に興味があります。働くことを楽しみにできるきっかけを広められる仕事がしたいです。

− 記事を読んでいる学生に向けて、一言メッセージをお願いします。

私は元々、「自分のやりたいことをやれているし、それなりに成長もできている」と思っていました。

でも、長期インターンを始めて、社会人と一緒に色々な業務をさせてもらう中で、実はこれまでは自分の得意な範囲でしか動いていなかったんだなと改めて気がつきました。インターンを通して、苦手なことにも直面しながら、新たに学んで、成長することができています。

だから、「今の自分ってこれでいいのかな」と悩んでいる人や、「コンフォートゾーンを抜け出してみたい」と思っている人にとってOriginal Pointでの長期インターンは大きな気付きのきっかけになると思います。

最初は、自分の未熟さが突きつけられて辛いこともあるかもしれません。でも、それがまた次の自分の成長のチャンスになります。

今は「もっと頑張りたい」「まだまだ自分のできることを増やしていきたい」と思えていて。そうやって、自分の可能性を信じられるようになったことが、インターンをやってみて一番の収穫かなと思っています。

Original Pointでは現在、長期インターン生を募集しています。インターン応募はこちらからお待ちしています。

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