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新卒・中途採用からオンボーディングまで「選択肢を知る」にとどまらないジョブシャドウイング動画の可能性とは?

今回は、動画制作でご一緒させていただいた不動産デベロッパー(株)コスモスイニシアの人事部の有田様と安田様にインタビューさせていただきました。コスモスイニシア様では働く社員1日に密着するジョブシャドウイングという手法を使った動画を6部門にわたって撮影しています。本インタビューでは、人事部門で主に新卒・中途採用を担当されていた安田様とオンボーディングの設計を担当されている有田様と一緒にジョブシャドウイング動画の活用方法や可能性について考えていきたいと思います。

―まずは御社の採用において大切にしていることを教えてください。

安田さん:候補者に徹底的に向き合うことを大切にしています。弊社の採用のモットーが「出会った候補者全員に価値を提供する」なのですが、候補者の方々の人生が私たちの採用活動を通してよりプラスになっていくことに寄与できたらと思っています。

有田さん:そうですね、「どんな資格をもっているのですか?」「どんな役割をやっていたのですか?」というアクセサリーの部分だけでなく、「何を大切にしたいのか?」「なぜこのタイミングでキャリアチェンジをしたのか?」など、候補者ご本人の“価値観”“人生の捉え方”から内面を深く理解する方法をとっています。

―採用後のオンボーディングで大切にしていることはなんですか?

有田さん:採用と一緒で、人としてのwillやcanをどうやって組織の中で叶えていこう?という考える姿勢は大切にしています。人事部門として、内定者が弊社の輪に溶け込めるようなオンボーディングのセッティングを意識しています。

―今回、ジョブシャドウイングの動画を導入いただいた目的を教えてください。

有田さん:社員のwillをより引き出すための施策として、オンボーディングで活用したいというところがきっかけでした。社内で複数の業務内容や働き方がある中で、“キャリアの選択肢”がみえやすくなったら「もっと社員のwillを引き出せるのではないか?」と考えていました。

―御社は事業や部署も幅広いので、働き方も業務も多様ですよね。

安田さん:そうなんです。候補者や社員に社内でできることの選択肢を見える化できたらいいなという思いがあった中でOriginal Pointさんのジョブシャドウ動画との出会いがあり、お願いしました。

新卒・中途の採用側面でも、「どんな仕事をするのか?」という業務内容や社内の雰囲気もより見やすくなるといいなぁと思っていました。

―実際に動画を活用していただいていかがですか?

有田さん:オンボーディングの切り口としては社員向けのオンボーディングサイトで動画を掲載しています。働き方紹介の一つのコンテンツとして活用しており、多くの社員に見てもらえています。社内の仕事理解の促進、興味喚起になっている感触があります。

安田さん:採用広報の文脈は、御社のサイト“ハタチのトビラ(※)”に掲載いただいている動画を大学生や転職検討者の方々に見ていただいています。あとは紹介会社さんにもお渡ししていて、社内研修でも使ってくれているみたいです。紹介会社さんや候補者の方が弊社の業務や文化を知っていただくためのツールとしても使用させていただいています。

※Original Point(株)が提供する学生向け早期キャリア観育成サービス。企業側は、ジョブシャドウイング動画を制作することによって『ハタチのトビラ』のHPに動画を掲載することが可能

有田さん:新卒採用で動画をみてエントリーしてくれた就活生もいたみたいです。事業領域が広く、ちょっと分かりづらい弊社をまるっと知れるコンテンツとして重宝しているみたいで嬉しいですね。

―活用いただけて大変嬉しいです。今後、ジョブシャドウ動画をどのように活用していきたいですか?

有田さん:「新卒採用でのインターンの中に組みこむ」「キャリア研修の中に取り入れる」など、できることは色々ありそうです。社内にも社外向けにも弊社の不動産の仕事や働き方の選択肢を知ってもらえるようにもっと露出を増やしていきたいなと思っています。

安田さん:現在改修中の採用HPにも掲載する予定です。動画ツールなので、一度動画を撮ってしまえば使用用途が無限大で、いかようにでも使えることが非常に嬉しいところです。

弊社の人や文化の魅力とともに、もっと仕事の面白みの訴求にも繋がっていくといいなと思っています

―どんな会社にこの動画がソリューションとしてフィットしそうですか?

有田さん:動画は文字や画像情報よりも情報が圧倒的に多く、リアリティが映るという特徴があるので、風土や仕事など、自社のリアルを知ってほしいという会社にフィットすると思います。

安田さん:そうですね、弊社みたいな従業員数1000名未満の「働いたら面白いけど、知名度が高いわけではない会社」にぴったりじゃないかと思います。動画は飛び道具として何にでもなり、使い方の選択肢が無限ですからね。もっと情報提供の幅を広げたいという会社さんにもとってもいいと思います。

有田さん:逆に、「知名度はあるけれど、イメージとギャップがある会社」にもいいのではないでしょうか?動画の特徴である「リアルを伝える」と「多くのチャネルで発信する」というところでは、かなりコストパフォーマンスがいいですよね。

安田さん:オフラインの合同説明会で大きな予算を使うこともありますが、正直どれくらいの認知がとれたのかは計りにくいし、使い方の柔軟性も高いとは言えません。その点、御社のジョブシャドウはいつでも見られて、広く認知できるポテンシャルを秘めていると思います。

―最後に、今後のOriginal Pointに期待することはなんですか?

有田さん:動画って、よく言うといかようにも使えるのですが、動画をどう使ったらいいのか?使い方までフォローしていってくれるとありがたいと思っています。

安田さん:御社の動画はただの仕事紹介というだけでなく「自分の人生をどう生きるのか?」その一つのコンテンツとしても紹介されているのは非常に面白いな思っています。「仕事を知ろう」「企業を知ろう」と思って動画をみても、数年後のキャリアって描けないですよね? その大前提に立った動画は素敵ですよね。

ハタチのトビラで「どんなトビラを歩んでいけば、自分の人生が歩んでいけそうなのか?」そのキャリア形成の部分も大前提として動画を作っていただけたらなと思います。

 

インタビュー後記

今回のインタビュー、そしてジョブシャドウイング映像制作を通じて、コスモスイニシア様の実直で愛情のある人事としての姿勢が本当に魅力的で、採用・人材開発をご一緒できたことが嬉しく感じました。

最近では、コスモスイニシア様のようにオンボーディングでの活用目的で撮影をしたり、インターンシップや社内研修のなかで使っていただいたりする会社様も増えております。

コロナ禍以前から納品していたジョブシャドウイング動画ですが、採用広報にとどまらない可能性を感じています。

Original Pointとしても、『ハタチのトビラ』サービスの充実を含め、価値のあると支援とその幅を広げていけたらと思います。

※「ハタチのトビラ」はこちら

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