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採用動画の成功事例5選!【学生目線のアプローチが鍵!】

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コロナ禍を経て、オンラインも交えた就職活動が一般的になりました。

「動画は短時間で多くの情報を伝えることができ、学生の興味を引き付けやすい」「イマドキの学生は、テキスト情報より映像での情報収集に慣れている」といった理由から、採用戦略における動画の重要性は広く認識されてきています。

一方で、様々な動画コンテンツが溢れる昨今、動画制作をすることが目的化してしまうと、企業・学生の双方にとって価値のないコンテンツになってしまうのも事実です。

この記事では、実際の動画制作事例を紹介しながら、採用戦略における動画制作のポイントをお伝えしていきます。

株式会社ワコールホールディングス | 1日密着動画で入社後のミスマッチをなくす

株式会社ワコールでは、自社の採用ホームページに9つの職種のリアルな働き方を動画で掲載することで、学生の“認知の壁”を壊す機会をつくっています。

世間一般的には、女性向けのインナーウェアを手がける大手メーカーで人気企業の一つであり、MDのような商品企画の職種は、志望する学生も少なくありません。一方で、大手メーカーには商品を直接的に届ける仕事もあれば、商品の生産工程を支える様々な職種があり、学生にとって馴染みがない職種に配属される可能性があることも事実です。

そもそも、学生は「知らないと選べない」からこそ、エントリーの段階から様々な職種にスポットをあてることで、“認知の壁”を是正する機会をつくっています。

採用広報動画制作においては、どのような認知で自社エントリーしてもらうかを設計することもポイントになります。

株式会社デジタルホールディングス | 多様な動画で理解促進と魅力度アップに貢献

メガベンチャーであるデジタルホールディングス株式会社は、会社説明会動画や座談会動画を選考フローに組み込むことで、理解促進と魅力訴求を行なっています。動画制作は広く認知を獲得する手法でも使われることもありますが、理解促進や選考フロー内における魅力訴求でも活用できます。

会社説明会動画は5分の尺に設計し、説明会参加前にみてもらう設計になっています。結果的に、説明会では一歩踏み込んだ内容を伝えることや深い質問をしてもらうことで、密度の濃い体験を提供できます。その他、4つのキャリアパターンを知ることができる対談動画も面談前に視聴してもらうことで、自社で働くことの解像度をあげたうえでの対話を可能にします。

採用動画制作においては、選考フロー全体を俯瞰して、どこで動画を活用するべきかを考えることもポイントになります。

株式会社ダイテック | 現場見学の代替え・大学訪問の企業説明ツールで採用工数削減に寄与

IT系中堅企業のダイテック株式会社は、社員数300名強という規模かつ学生が仕事をイメージしづらいBtoB企業です。新卒採用におけるリソースが限られる中で、採用工数を削減することを目的に代表的な2つの職種に1日密着をした動画を制作しました。

会社の雰囲気を知りたいというニーズを持つ学生は少なくありませんが、長期化する採用活動の中で、毎回現場の社員を巻き込んでインターンシップや座談会を実施することは簡単ではありません。現場密着の動画制作は短期的には工数はかかりますが、長期的な目線でみると採用工数の削減に繋がります。また、同社は大学訪問の企業説明ツールとしても活用していただいています。

採用動画制作においては、採用工数削減の観点から考えることもポイントになるかもしれません。

エイベックス株式会社 | 内定者フォローでリアリティショック是正

エイベックス株式会社は、入社後のリアリティショックを是正するために、内定者研修の一貫として、学生が現場社員に1日密着する様子を動画コンテンツ化しました。

エンタメ業界という華やかなイメージである業界の裏側には、日々の地道な仕事やそれらに伴う努力も必要になるため、採用プロセスでは感じにくい現場のリアルを動画コンテンツ化しています。

採用広報動画制作においては、過度に魅力にフォーカスすると、「リアルさ」「本当っぽさ」が失われます。だからこそ、ポジティブとネガティブの両方の要素をどう組み込むかも重要なポイントです。

株式会社コスモスイニシア | オンボーディングで活用

不動産デベロッパーである株式会社コスモスイニシアでは、社員のwillをより引き出すためのオンボーディング施策として6種類の動画をコンテンツ化しました。

仲介・売買・新規事業など、社内で複数の業務内容や働き方がある中で、“キャリアの選択肢”を可視化することを目的としています。社員向けのオンボーディングサイトで動画を掲載し、たくさんの社員の方に見ていただいています。

2024年には、人・風土の魅力訴求に寄せたジョブシャドウ動画を就活生向け動画を撮影しました。この動画は、不動産業界を志望していないターゲットにも魅力を知ってもらうための取り組みとして撮影・編集しました。1ヶ月経たずして1万回再生を突破しています。動画の目的に合わせて訴求ポイントや1日の見せ方を変えていることも我々が大切にしているジョブシャドウイング動画の工夫の一つです。

 

採用活動に動画を用いる3つのメリット

ここでは、採用活動に動画を活用する3つのメリットを紹介します。

「動画は成果を可視化しにくいから稟議が…」「取り組んだ方がいいことはわかっているけれど、中々一歩踏み出せていない」

トレンドは把握しているけれど、まだ採用動画を制作には踏み切れていない…という方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.イマドキ新卒学生のニーズに応え、リアリティショックの是正する

コンパクトで分かりやすく企業の情報を伝えられるのが、採用動画を活用する1つ目のメリットです。

「採用HPの記事が読まれない」「ビュー数は上がっても離脱が激しい」

ご存知の通り、若者の活字離れが進んでおり、テキスト情報だけで伝えたい魅力がなかなか伝わらないという悩みがありますよね。選考時に、自社の魅力や働くリアルが伝わらないことは、内定辞退や入社後の離職リアリティショックに直結します。

動画は、視覚的な情報を立体的に表現することができるため、企業の雰囲気や文化をリアルに伝えることができます。テキスト情報では冗長な説明になりがちな組織風土や社内の雰囲気などは動画にして非言語情報を感じてもらうことが有効です。入社前に、仕事の良し悪しや企業風土のリアルに訴求することは、「リアリティショックの是正」や「コミット向上」に寄与することが明らかになっています。

2.採用活動の工数削減と潜在層へリーチ

制作した動画をWEB展開することで、採用ターゲットに質の高い膨大な情報をお届けできます。説明会や現場社員をアサインするなどの工数の削減や理解度向上によるスクリーニングによって、より本質的な採用業務に集中することができます。

動画は、URL1つあれば何度も使用できるので、伝えるべきことなどのクオリティを維持しつつ、工数削減が可能となります。また、動画に魅力的なサムネイルとタイトルをつけてWEB公開することで、自社への興味関心が顕在化していなかった潜在層へリーチできることもメリットの1つです。

3.採用・研修コンテンツとして持続的な活用

動画はストック型のコンテンツとして無料で持続利用が可能です。採用活動はもちろん、内定者研修・入社前研修等での仕事理解、マインドセットでも効果を発揮します。その他、中途採用でダイレクトリクルーティングの際に求職者へ送って仕事理解・興味換気に繋げる、上記事例で挙げているオンボーディング利用も見込めます。期間・シーンに制限がない点から、高い投資対効果が見込めます。

 

“刺さる”採用広報動画制作のコツ

学生に“刺さる”採用動画とは、どのような動画でしょうか?

動画の制作目的は様々ですが、動画で自社の魅力づけをした上で、エントリーを促したり、志望度をアップさせて選考を受け続けたりと、次のアクションに繋げることが動画の大きな役割の一つです。

ここからは、イマドキの学生に刺さる動画制作のコツを2つご紹介していきます。

ターゲットの学生像と訴求ポイントを整理する

1つ目に、「どんな学生に、何を伝えたいか」整理しましょう。

学生の心を掴む動画制作で大切なのは、興味や関心を満たすことです。そのためには、経営・事業戦略から逆算した人材要件の定義が大切です。決めたターゲットに、自社のどんな魅力を訴求したいのかを考えましょう。訴求ポイントを考えるにあたっては、ターゲットからみた自社の魅力を事業(興味・獲得スキル)・人/風土・制度など、要素を分解して様々な切り口で考えることが重要です。

制作目的と採用フローでの活用方法を想定する

もう一つ重要なのは、動画制作の目的について改めて言語化しておくことです。誤解を恐れずお伝えすると、動画制作はURL一つで何にでも活用できますが、目的を見失うと何の効果も得られなかったという結果を招くという落とし穴があります。

設定したターゲットと活用目的を踏まえ、プロセス設計を考えることが大切です。ある会社では、「入社後のキャリアイメージを具体的にもち、主体的にキャリア選択できるようにする」ということを目的にした対談動画を制作しました。4人のキャリアパターンを歩む社会人の対談動画を選考前に学生に視聴いただき、どのキャリアパターンが自分のキャリアイメージに近かったかを面談で伝えるという形で動画を活用いただきました。

このように、採用フローのどのプロセスで、どのように活用するのか?共通認識を持って動画制作をスタートすることが動画制作成功の鍵です。

 

採用動画を外部委託する際のポイント

とはいえ、「工数を避けない…」「自社の魅力を採用フローにうまく落とし込ない」などという人事や広報の方もいらっしゃるかと思います。その際、動画制作会社への外部委託も検討事項になると思いますが、弊社Original Pointの特徴を記載させていただきます。

1.大学生目線の設計と低年次の潜在層へのリーチ

弊社の一番の特徴は、全国20-30の大学で、年間延べ10,000人を超える大学生へキャリア教育を展開しており、学生への深い理解があります。動画制作では、リアルな学生の声を交えた、テンポ感のある編集にこだわっています。また、制作した動画は、お客様の採用ページで自由に活用いただけますし、その他、弊社の大学生向けのキャリア支援メディア「ハタチのトビラ」に掲載し、潜在層へのリーチも可能です(大学生へのキャリア支援の観点で、無料で掲載いたします)。

2.企画からマーケまで、一気通貫して任せられる

学生のキャリア支援と新卒採用に特化した動画制作をしていることも、弊社ならではの特徴の一つです。採用支援の観点から、動画制作だけでなく、採用フローや広報の観点で、企画から納品まで一気通貫してご提案します。

また、動画制作の工数を心配される方もいらっしゃいますが、人事・広報などの担当者様のご負担は基本的に出演者のアサイン納品動画の確認のみです。企画から動画シナリオやテロップは弊社が担当しますし、撮影当日の立会いもMUST条件とはしておりませんので、工数は最小限に抑えて制作いたします。

3.制作実績と動画品質

採用動画映像制作においては、コロナ前から既に何十もの企業様のご支援をしている第一人者です。大手企業から、中小企業、ベンチャー企業まで、業界問わず、すでに何百本の動画を制作納品しております。動画制作会社といっても、その品質は正直さまざまです。ハタチのトビラに掲載されている動画をご覧いただけるとご理解いただけるかと思いますが、既に実績があるからこそ、常に高クオリティの動画をお届けしています。

まとめ

ここまで、動画制作の事例とポイントをまとめました。改めて、動画の一番の価値は、手軽に、膨大な情報を届けることができることだと感じています。

学生たちが日常で見慣れている動画は、心理的ハードルなくクリックされます。これまで、企業の魅力訴求や適切な仕事理解を促すことで、学生と企業間の相互理解が促進される事例をいくつも見てきました。たかが動画、されど動画。意識化・無意識化を含めて、学生へ与えているインパクトは計り知れないなと思っています。テキストでは伝わりにくい“企業風土”や“キャリア感”などのリアルな企業の魅力を立体的に訴求することができるのは、動画だからこそです。

動画は内製化することも、もちろんできますが、第三者が撮影するからこそ気が付く企業の魅力があると感じています。Original Pointとしては、動画制作の一助を担うだけではなく、個人と組織の可能性を広げる採用広報にこだわりを持ってご支援できたらと思っています。

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